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平和祈念展示資料館
新宿の住友ビル３３階にある総務省委託の平和祈念展示資料館に行ってきました。（入場無料、月曜休館、朝９時半から夕方５時半まで）
英語部分を読むとわかりますが、兵士の体験、シベリア捕虜の体験、そして海外からの引揚者の体験が写真や遺品の展示などを通して具体的に表現されています。
解説の方が熱心に一時間以上詳しくお話してくださいました。
千人力とか千人針とか話には聞いていましたが実物を見るのは初めてです。
当時の日本軍の装備がいかにお粗末であったか・・・
私の両親は満州（新京）で終戦を迎え、父は３年間のシベリア抑留へ、母は北鮮に一年間留め置かれた後３８度線を歩いて越えて日本に戻りました（長男の遺骨だけを抱えて）。両親が生きている間にもっと話を聞いておくべきでした・・・が今となっては後の祭り。
赤塚不二夫を始め、何人もの漫画家が実体験を描いています。（ちなみに赤塚不二夫は母親のすぐ後ろで母親のリュックを握っている男児。）
迫力ある展示でした。コスプレしている場合じゃありませんね。【YK】
